- 作者: 瀬尾つかさ,美弥月いつか
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2014/10/18
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
前巻で自分が竜とのハーフであること。さらに、妹のフィーネが魔王の分体を滅ぼして回っていることを知った主人公、グレイ・ラプトン氏は、ネクサス・シティの賢者の学園に入り、情報を集め、20年前に墜落した竜の帝国の都を探索することに。しかし、学問が苦手なグレイと教えるのに向いていないアリシアの組み合わせでは、テストになかなか合格しなくて、図書館に入ることもできないという。そこに、たまたま出合った少女イルミナの手助けを受け、テストに合格する。いきなり、ヒロインキャラ追加。
図書館の妖精ルールーラの教えを受け、母エルシオーネの住んでいた場所へ向うグレイたち。エルシオーネの分霊から、竜の帝国崩壊の顛末、竜の皇帝が魔王の欠片にのっとられる。グレイが竜の王族であり、歴代でも強力な力を持つ存在であること。母の導きのままに、王城に巣食う魔王を倒す。そのときに、世界の外側、時空の狭間に放り出され、異世界に竜の生き残りが存在する可能性に気付く。生き残りと連絡を取るために、グレイ一行は、未知の世界へいどむ。
なんか、俺達の戦いはこれからだみたいな展開だけど、これで打ち切り?
とりあえず、グレイのシスコンこじらせぶりと、鈍感ぶりは芸術級だな。あんまり浮世離れしているから、鈍感さが不思議に感じない。
一方で、女性陣はちょろいな。アリシアはともかくとして、イルミナのほれっぷりが。あと、お母さんのはっちゃけぷりが。前作の銀閃といい、瀬尾作品のおっかさんは暴走キャラなのか。