ぶらぱ『R18! 1』

R18! (1) (まんがタイムKRコミックス)

　基本的に、今回は、積み重ねてある四コマ漫画の下のほうを発掘して読んでいる。上と同じ作者の別シリーズ。1巻だけ買って、続きを買う予算がなかなかでない。四コマって、少々お高いから、そろえるの躊躇してしまうんだよな。
　こちらは、エロゲー会社のお仕事四コマ。姉に誘われて就職した会社は、エロゲー制作会社でした。それまで、そっち方面へのかかわりがなかった主人公里佳子は、新しい仕事に四苦八苦。1巻は2009年発売だけど、まだ、この当時は牧歌的だったんだろうな。今の状況を背景に、エロゲ会社の社員生活を漫画化したら、すごくきつそう。かく言う私も、ここ二三年、ほとんどクリアできてないし、買う量も激減しているからなあ。メロンブックスやアマゾンでも、エロゲの割引がほとんどなくなったのが地味にきつい。7000円台ならともかく、ほぼ定価だと、財布の紐がきつくなる。しかも、8800円+税から1万円超えの低下の作品が増えたしな。
　あと、主人公里佳子の壊れっぷりが、のっけからすごい。エロい作品が苦手で、鼻血だしまくっているのに、女性の胸もみへの情熱は人一倍という。さらに、周囲の人物を胸の大きさで認識している。恐ろしいおっぱい星人。容赦なく、周囲の人間の胸を揉みまくるって、女性でも犯罪だよなあ。私は脚フェチなので、共感できない。
　グラフィックを中心に、エロゲ業界四方山話っぽい作品でもある。塗りの小技とか、声優さんの演技とか。モザイクなしで発売してしまうとヤバイとか。品質と納期の問題とか。