朱門優『修理屋さん家の破壊神』

修理屋さん家の破壊神 (富士見ファンタジア文庫)

　うーむ、よくわからない。
　私立弐地高校の理事長にして、修理が趣味の類は、住所不定記憶喪失にして、意図せず物を壊すとそれに関わる概念も壊して、社会を変動させてしまう祇良堂ちずに振り回される日々を送っていた。騒ぎに巻き込まれながらも、ある種平穏な日々を送っていた類は、あるとき事件に巻き込まれて…
　結局、ちず自身か、他者かしらないが、祇良堂ちずの「存在」そのものを破壊してしまったと。で、存在が忘れ去られてしまったと。しかし、ラストはぶっ飛んでるなあ…
　アニャト先輩は、チャットの中でしか出てこないし。本当に存在するのだろうか。