読んだことある本の書評記事メモ

[本]「なぜ殺した。ゆかりちゃんは今どこにいる。」『殺人犯はそこにいる』新刊超速レビュー ? HONZ

 『殺人犯はそこにいる』レビュー、いくつか。
 「本来ならば、このようなルポルタージュが生まれるべきではないのだ」本当にその通りなんだよな。しかし、こうやって書かざるを得ない闇が。DNA型鑑定のあやふやさ、官僚組織の保身、警察や検察に操作されるマスコミ。あきれ果てる現実が描き出される。積みあげた取材の重み。


『殺人犯はそこにいる』この国の正義を問う - HONZ
『殺人犯はそこにいる』 − 真犯人への挑戦状 - HONZ
DNAこそが知っている『殺人犯はそこにいる』ことを - HONZ
著者インタビュー『殺人犯はそこにいる』清水潔氏 - HONZ

[本]変化する都のかたち/京都〈千年の都〉の歴史(高橋昌明) - 見もの・読みもの日記

 メモ。ディテールと全体像のバランスが素晴らしかった。

[本]10+1 web site|地上の唯物論(石川初『ランドスケール・ブック──地上へのまなざし』書評)|テンプラスワン・ウェブサイト

 具体的な「場所」が、さまざまな読み取りが可能となる、重層的な存在であること。あるいは、建築とランドスケープを近づけた、学問的な意義など。
 とりあえず、私は全然、本書を読めていなかったことが良くわかる。

[本]「葬式仏教の誕生−中世の仏教革命」松尾 剛次著 Kousyoublog

 死穢の克服と儒教的葬送儀礼を仏教式儀礼に取り込んだ経緯、石造物との関わり。さまざまな流れが交わって、「葬式仏教」が比較的新しい時代に出現したと。