御船町恐竜博物館に出撃

 土曜日の話だけど。
 夏休み企画の「羽毛恐竜の世界」展を見に行く。8月中に見に行くつもりだったのに、活動レベルが下がりまくって、気がついたら9月に。雨のやみ間に、出撃。行きは、沼山津経由のバスに乗ったけど、集落内の細い道を貫いていく、非常におもしろいルートだった。
 しかし、90年代から恐竜の知識がアップデートしていないのもあるけど、獣脚類はすっかりモフモフ復元が一般的になって、隔世の感があるな。ティラノサウルスも、モフモフ復元になりつつあるし。小型の獣脚類になると、ぱっと見た感じは、かなり鳥だよなあ。カウディプリテクスとか、アウロルニスとか。後者に至っては、完全に鳥。まあ、実際、「最初の鳥」という主張もあるようだ。
 この展示会は、「平面骨格」と称する頁岩に埋まったままの標本と、復元模型がメインで展示されている。平面骨格のほうは、レプリカだったのか、本物を借りてきたのか、よく分からなかったのが欠点。横を見ると、本物メインだったようだが、レプリカって書いているのもあったんだよな。図録をチェックすれば分かったのだろうけど、どこから借りてきたのかも明記して欲しかった。しかし、最近復元された小型獣脚類のカラフルさと、モフモフさが。
 ラストは、ティラノサウルス類の羽毛の話。ティラノサウルス上科のユティランヌスの等身大可動ロボットが目玉。動いて、吼える恐竜にガチ泣きするお子様が、いとおかし。
 しかし、改めて思い返すと、あまりきっちり見ていなかったことが、自分でわかるな。もうちっと、解説をちゃんと読んでおくべきだった。


 Before/After


 羽毛がずいぶん派手だよなあ。90年代までのグレーっぽい色と比べても。


 アウロルニス


 かわいい。


 ゾルンホーフェンの化石




 恐竜の化石がなにか、ちゃんと撮ってくるのを忘れたアホ。しかし、ゾルンホーフェンの化石は保存がいいなあ。


 アンキオルニス


 赤モヒカンがチャームポイント。脚の太さで恐竜とわかるが、遠目からだったらどうかな。


 カウディプテリクス




 ミクロラプトル



 孔子




 シノサウロプテリクス





 企画展を見たあとは、常設展を見学。御船層群から出土した恐竜化石の展示を改めて見返すと、骨格こそ出ていないが、たくさん骨や歯などの化石が出ているな。全身骨格が出土しないのが弱みだが、こうやって種類がたくさん出ると、分布研究には使えそう。
 あと、出土地域の地図が興味深い。天君ダムの近くから大量に出たところまでは知っていたが、その後も、あちこちから出ているんだな。飯田山周辺の一定の層準では、どこでも出るって事なのかね。松橋方面でも、運がよければ、恐竜化石を自分でゲットできる可能性があるのか。





 常設展示室の「恐竜大行進」のアロサウルスティラノサウルスの頭骨。企画展で、ティラノサウルスの腕が小さくなったのは、頭が大きくなった代償だったのではという記述があったので、意識して見比べると、ずいぶん差があるのだな。アロサウルスは細面で、ティラノサウルスはずいぶんボリュームが。確かに、アレだけ大きいと、重そうだな。