新聞から書籍関係メモ

 昨日整理した後出てきた、残り。

阪神・淡路と東北の「災後」 土方正志さんが選ぶ本 - 土方正志 - ニュースの本棚 BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

 実際のところ、阪神大震災の対応はほぼ完全に失敗したと言っていいし、東日本大震災も同じ轍を踏みつつあるように思う。防災工事だ、区画整理だは、後でいいんだよ。まず、被災地に人を戻して、生産基盤を再建するのが先決。ゴーストタウンを、巨大防潮堤で守っても、意味なかろうに。
 「人間の復興」がメインにならない限り、いつまでも同じ失敗を続けることになる。

書籍広告から

山野井徹『日本の土:地質学が明かす黒土と縄文文化築地書館、2015asin:4806714925
稲村光郎『ごみと日本人:衛生・勤倹・リサイクルからみる近代史』ミネルヴァ書房、2015asin:4623073769
山本奈生『犯罪統制と空間の社会学ミネルヴァ書房、2015asin:4623073386
添田孝史『原発と大津波:警告を葬った人々』岩波新書、2014asin:4004315158
デイヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』亜紀書房、2015asin:475051425X