玉名市天水町の農業法人、明るい農村天水(嘉永湯世代表)は1日、県産の温州みかんを丸ごとあんに練り込んだ「熊本みかん饅頭」の販売を始めた。
原料に、荒尾玉名地域などの自社農園(約30ヘクタール)で育てたミカンを使用。爽やかな風味を生かすため皮ごと実をつぶし、白あんと混ぜ合わせたオレンジ色のあんをコメ粉の皮で包み、もちもちとした食感に仕上げた。
同社はこれまで、ミカンチップスや冷凍不知火など天水町特産のかんきつを使った商品を開発。まんじゅうは12品目で、「皮をむく面倒などでミカン離れが進む若い人にも食べてほしい」と嘉永代表。
5個入り648円。昔ながらの冷凍ミカンをイメージした、赤いネットに入れて売り出す。同社の本社工場や熊本市の直販所などで販売。 (馬場正広)
水道町で見かけたお店に見覚えがあるなとおもったら、ここの直販所か。個人的には、バラで売ってほしいかな。