災害に言及した記事いろいろ

[災害]ヒロシマがあぶり出す密集地の巨大リスク | トレンド | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 本当に便利そうな近郊住宅地なんだよな。だから、山際まで住宅地が密集する。
 熊本でも、金峰山の麓とか、東部の台地の谷間とか、危険度の高そうな場所が次々と宅地化されている。せめて、都市計画などで、そういうところの宅地化を阻止できればいいんだけどな。
 南海トラフ地震津波の被害を受けそうな高知や宮崎でも、砂州の先が宅地化しているとか、本気でやばそうな場所はいくらでもあるしな。

[災害]伊豆大島台風被害、一気に襲う土石流の怖さ | トレンド | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 こういう、意識の隙を狙ってくるから、災害は怖いんだよな。で、意識していないから被害が大きくなる。
 火山噴火と溶岩流への対応は認識されていたが、土石流災害は意識から抜け落ちていた。むしろ、土石流の危険性の方が高いと。まあ、三原山の噴火にしても、死者が出なかったのは僥倖もあると思うが。火山の近くに観光客が寄っていたわけだし。

[災害]混沌の屋形風呂: 危ない地名はほんとに危ないのか?

 住所の地名は指標の一つになりうるが、住居表示が整理されて、かなり広範囲に広がっていたりするから、名前と地形が一致しないことが多々あると。明治あたりの地図で調べてみるのがよろしいと。まあ、自分で歩いてみることが重要だよな。自転車で移動すると、上り坂は覿面きつくなるから、地形に敏感になれる。
 高度成長期に、新しく名前をつけたような場所は危険度が高いのは確かなんだけどね。
 あと、大都市圏以外では、明治期の地図にアクセスするのが以外に難しかったり、大縮尺の地図がなかったりする…

[災害]「避難勧告」出たらどうする? 仙台では避難わずか1%未満 | THE PAGE(ザ・ページ)

 情報の出し方とか、発令・解除のタイミングを工夫する必要があると。結局は、自分で、自分が住んでいる場所の危険度を確認しておく必要があると。
 しかしまあ、東日本大震災の時も、三重や和歌山の津波常襲地の人たちの避難率が極端に低かったりするからなあ。難しい。水害に関しては、細かい監視システムの整備なんかが有用なんだろうけど。

[災害]東日本大震災、体育館避難所で起きたこと / 佐藤一男 / 防災士 | SYNODOS -シノドス-

 地震発生から、
 これだけ知っている人でも、自分の家を見に戻ってしまうのだな。間一髪で助かってるけど、津波を見てからだから、かなり幸運だよなあ。堤防で、外の状況が見えなくなってしまう。
 初期避難。とりあえずトイレと飲料水が確保できていたのは、幸運だったな。一番苦労するのは屎尿の処理だそうだから。あと、自治会の延長的な形で避難所の運営ができている感じが。
 残りは避難所の運営。物資の配布などは決まった時間にやって、自由に行動しやすくする。持ち物の貸し借りを避ける。災害弱者への対応。寒さや健康、プライバシーに問題が。あと、市役所も被災したため、対応が手薄になった状況。食糧も安定的に供給されなくて、偏るか。
 ある程度時間がたつと、嗜好品が必要になってくるか。あと、避難所運営の上で、文房具類やパソコンの支援が重宝すると。「お話し相手ボランティア」と個人情報。
 「逃げないという選択肢は、他人も危険に晒すということを頭に入れて欲しいのです」。自分は逃げなくていいと思っても、救出作業をしようとする人がいることを忘れないこと。

[災害]東日本大震災、仮設住宅に移るまでに起きたこと / 佐藤一男 / 防災士 | SYNODOS -シノドス-

 避難所の運営。いかに、避難所の居住環境を整えるか。前から備蓄しておけばいいんだろうけど、このあたりは公的な課題でもあるな。
 燃料の略奪か。
 人事とか、運営方針とか。広域被災の場合、流通が滞るので、食料を送るにしても、日持ちするものが大事と。毛布・タオル・衣類、水用のポリタンク、ロープとそれを切る道具などが重宝と。
 長期避難で疲れきっているので、テンションの高いボランティアがきついとか、事務関係は長期滞在できるボランティアじゃないと使い物にならないと。


 仮設住宅ができて、避難生活の出口が見えてきてからの方が、不協和音が目立つか。当選した人としない人で、分断されてしまう。なかなか家電が届かず、生活が開始できず、形見の狭い思いをしたとか。広域災害だと、いろいろと混乱するな。

[災害]次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか――島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

 大半の火山は、噴火の事例が少なくて、予測できる状況にないと。前兆があっても、それがどのような噴火につながるかわからないのが現状。噴火警戒レベルは当てにならない。あと、噴火活動の終了を見極めるのも難しい。
 ここ100年ほどが静かすぎたか。

[災害]第1回 日本の火山活動は活発化しているのか ナショナルジオグラフィック日本版サイト

 結局、よく分からないと。活動的になっているのは間違いないようだけどといった、歯切れの悪い感じ。火山学って難しいのだな。
 あと、人間側が過敏になっている可能性もありと。

鳥取県の地震活動の特徴 - 地震調査研究推進本部

 大き目の地震が続いた鳥取の過去の履歴。こうしてみると、鳥取から島根って、結構地震が多い土地なんだな。大きなのでは1943年の鳥取地震、2000年の鳥取県西部地震あたりか。熊本あたりの方がよっぽど少ないような。まあ、熊本だと、起きればでかいってことはありそうだが。

[災害]94歳の祖母が持ってた関東大震災時の東京や横浜の写真4点(一部閲覧注意) - Togetterまとめ

 かつては、災害やらなにやらの写真が流通していたんだよな。
 ここに紹介された写真だけ見ても、強烈な火災と崩壊した建物が恐ろしい。横浜の被害は大きかったんだな、本当に。
 こういうの、寄贈しなくても、特別展なんかに際して貸し出すみたいなことはしてほしいな。あと、話はちゃんと聞いて残しておいたほうがいいと思う。半径5メートルの話だからこそ、価値がある場合もあるし。