北岡神社の石灯籠と石造物

 北岡神社は、肥後国府の鎮守として勧請された古社だけに、江戸時代からの石造物が散見される。

天保11年の石灯籠

 山上の摂社の間にたっている石灯籠。天保11(1840)年の銘入り。奉納者は、大橋○高と刻まれている。


天明2年の水盤

 これも、山上の本殿前に置かれているもの。非常に大きな水盤。「天明二壬寅年六月」と刻まれている。天明の大飢饉が始まった年か…


嘉永2年の石灯籠

 これは、花崗岩を使っているのかな。藤崎宮にも似たような材質の石灯籠があったような。


延宝元年の石灯籠

 これも、藤崎宮に似たような石灯籠があるな。延宝元年は、1673年で、ここで紹介する石灯籠の中では最古になるようだ。