夏海公司『ガーリー・エアフォース』

ガーリー・エアフォース (電撃文庫)

　うむ、女の子×戦闘機は至高。
　謎の敵「ザイ」の侵攻にさらされる人類。人類側の兵器を圧倒的に上回る性能を持つ「ザイ」に対抗できるのは、「アニマ」を搭載した「ドーター」のみ。
　主人公慧は、上海からの脱出行のときに、ザイの戦闘機を撃墜し、船団を救ったグリペンを小松基地で、見かけ、基地周辺を探っているうちに、不調のアニマの「調整」を押し付けられ。
　とりあえず、グリペンたんのかわいらしさがすべてという気も。こう、無口で、不器用で、人とのコミュニケーションになれていない幼さ。あと、イラストレーターのチョイスもいいね。つーか、買った理由のかなりの部分が、ジャケ買いって感じも。
　まあ、「アニマ」の正体が明らかになるあたりで止まって、かなり長い間積んでいたわけだが。とりあえず、グリペンと慧の齟齬も、そんなに大きくならず、改めて読み出した後半はサクッと読めたな。
　とりあえず、幼馴染で噛ませ確定っぽい明華ちゃんに頑張ってほしいところ。