- 作者: 水月紗鳥,有河サトル
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2013/10/24
- メディア: 文庫
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両親を奪い、鈴莉が能力と記憶を失う原因となった7年前の事件。皐月が来て以降の騒動が、同じ黒幕によるものであると見抜いた主人公は、「御園」や他の異能者組織、そして政府すらも動かして、「黒幕」を狩り出しにかかる。
しかし、その「黒幕」によって、側近が次々と倒され、直接対決でも、窮地に立たされることに…
解決編だけに、バカップルいちゃいちゃシーンは、控えめ。といいながら、しょっぱなにいたしてやがるが。
最後は、またチートな荒業を。その代償として、主人公は、ヒロイン以外を「物」としか認識できなくなるか。社会的にやばそうな代償だな。エピローグで、ヒロイン以外をフルネームで呼ぶようになっているのが、その、距離感の表現と。あと、子供は、どう認識するんだ。
あと、作中の格差社会が。ロリ巨乳が頂点に立ち、ロリが上位、年上貧乳は徹底的にないがしろにされる。恐ろしい。由枝さん、主人公とヒロインのいちゃいちゃシーンのために、見せ場をことごとく削られた上に、主役巻もなくなるとか。厳しすぎる。