『世界の艦船』2016/1、828号

世界の艦船 2016年 01 月号 [雑誌]

世界の艦船 2016年 01 月号 [雑誌]

 先月の分。積んであった本。この号の特集は、海上自衛隊を今後どう整備していくかという話。ネットワーク・セントリック・ウォーフェアの為の共同交戦能力の整備と3000トン型将来護衛艦の話が目玉か。
 NCWって、うまく機能すれば、そりゃ強いだろうけど、先進国同士の戦争ではうまく機能するのかなあ。妨害しあって、結局、ネットワークがつながらないんじゃないかという危惧が。あと、3000トン型護衛艦、安く、数を揃えて、いろいろな任務に充当って、多くを望みすぎのような。つーか、そもそも、3000トンクラスだと、「数を揃える」のも難しくはないだろうか。海外派遣、掃海、さらに高脅威下での先鋒の役割って、システムの積み替えを前提にしても無理がありそうな。アメリカも、システムの開発に頓挫しかかっているし。
 あとは、690トン型掃海艦がサイズ的には変わらないが、FRPに材質が変わって重量が減ったとか。今後導入されるかもしれない強襲揚陸艦とか。おおすみ級って、機能的に有利なところのない全通甲板船型を、なんで選んだんだろう。