- 作者: 八馬智
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2015/06/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ドイツの廃製鉄所をそのままテーマパーク化したのとか、褐炭鉱山とか、あるいはオランダのユーロポートやベルギーのアントワープ港などの港湾、ベルギーの運河エレベータが、逆に心惹かれるところ。港いいなあ。あと、運河エレベータの無茶さ加減。そして、バケットホイールエクスカベータに心が躍る。
意図的なのかな、お国柄なのか、それぞれの国でずいぶん、カラーが違うのがおもしろい。フランスなら橋と団地、ドイツなら重工業とバケットホイールエクスカベータ、オランダだと堤防と妙な形の建物、ベルギーは運河と港、スイスはダムと橋といった具合。
ラストの実際に訪れる際のサンプルコースも興味深い。特にオランダの変なホテル泊まり歩きコース。あとは、ドボク旅行の諸注意とか。
しかし、オランダとか、かなり先鋭的なデザインというか、正直変な建物がぞろぞろ紹介されているけど、実際の使い心地はどうなんだろうな。地元の人には使いにくいと不評とか、あるのだろうか。