スピットファイアvs Bf 109E英国本土防空戦 (オスプレイ“対決”シリーズ)
- 作者: トニーホームズ,Tony Holmes,Mark Postlethwaite,Jim Laurier,宮永忠将
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2011/01
- メディア: 単行本
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結局のところ、両者はほぼ互角の性能の飛行機って感じだな。となれば、操縦者と機体の供給が潤沢なほうが勝つ。で、消耗戦を制したのは、イギリスと。
運用に関しても、地上のレーダーや監視による誘導を受けられる、地の利のイギリス軍。それに対し、スペイン内戦の経験からロッテ戦法を導入し、戦闘機戦術で一歩先をゆくドイツ軍。ここでも、互角な感じが。
航空戦では、撃墜報告が過大になりがちだが、バトル・オブ・ブリテンでは、どの程度正確なのだろうか。特に、ドイツ軍では、撃墜数が昇進に結びついているし、侵攻先で撃墜した機体の確認もむずかしいだろうから、どこまで正確なのだろうか。両者の損害を突き合せた研究って、あるのかな。
このあたりの話は、いろいろクドい話 ≫ スピットファイアの源流以下の一連のエントリがおもしろい。