液状化で旧河道が分かる場所

 グーグルマップの衛星写真が、熊本近辺では地震後の撮影のものになっている。仔細に航空写真を見ていくと、液状化で、元の川の形が浮かび上がっているところが何ヶ所か。割りと最近、河道の直線化で、耕地になったような場所が。
 ここまでくっきり見えるものなんだな。





 衛星写真を見ていくと、熊本平野南部の耕地に、それっぽい染みが見えるが、用水路が壊れて浸水しているのか、液状化なのか、分からないところが多いな。
 秋津団地の北側、木部川と加勢川の間、益城町惣領なんかには、明瞭な噴砂跡があるようだけど。





 前々から気になっているのだが、熊本平野の遺跡で液状化による噴砂跡って、発見されていないのだろうか。と思ったが、熊本の沖積平野の大半って、わりあい最近まで海の底だったんだよな。しかも、熊本平野での地震って、事例が少ないし。明治の立田山断層の地震貞観あたりに地震があったと伝えられるくらいか。