麺作りから始まった工作機械の歴史 - デイリーポータルZ:@nifty

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 佐賀から名古屋ってのが、一番不思議だったが、義父と出資者の板ばさみで出て行ったのか。で、名古屋で大隈麺機商会を開業。自ら製麺機の製造開発を行うと。
 シュレッダーって、製麺機から出ているのか。すげー
 日露戦争の時、製麺機の売れ行き不振と民間への軍需物資の発注が行われたので、工作機械の生産を開始。まあ、金属加工をやっているわけだから、業態転換は可能だったのだろうな。製麺機の技術を応用して、旋盤やボール盤を製作。麺を切る刃棒の精密加工という基礎技術があったからこそではあるのだろうけど。自社用に旋盤を作っていたりもしたようだし。
 1930年代には、自動車の製作にも手を出してたりするし→亀田忠男『自動車王国前史:綿と木と自動車』。つーか、アツタ号も言及されている。


 で、戦後いち早くCNC加工機の製造に取り組む。紙テープか。
 ここらあたりで、だいぶ畑違いの電機関係の技術者を雇う必要があったと思うけど、どこからリクルートしたんだろうな。あと、その投資の決断の背景とか。
 だんだん、電機系のメカが増えてくるな。制御用コンピュータとか、サーボモーターとか。


 文字通り、工作機械の歴史だな。