瀬尾つかさ『銀閃の戦乙女と封門の姫 1-6』

 再読。
 一迅社文庫で刊行された瀬尾作品では、一番長く続いたシリーズ。このくらい続くのが、連続してほしいところだが。
 クァント=タンという亜世界を追放され、日本の高校に通うカイトは、再び呼び戻される。モンスターが大量に発生する世界で、さらに強力なモンスターが出現。力を貸すように求められる。そこから、クァント=タン、そして、さらに人類の存亡をめぐる戦いに巻き込まれる。
 『放課後ランダムダンジョン』や『魔導書が暴れて困ってます。』シリーズと共通する世界観の話。
 クライマックスが盛り上がるなあ。特に、ロックフロッグが、カイトとの義理によって助太刀してきたところとか。