ワタミの失敗?「善意の会社」はなぜブラック企業の代名詞になったか(新田 龍) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

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 ……善意?
 口で表現される「理念」や「善意」ってのは、正直どうでも良い。それをうけて、どのように行動したかが大事。問題が起きた時に、頑なに、自分たちの「独善」を押し通そうとしたから、ブラック企業の代表になった。つーか、宅食の待遇を見ると、「善意」あるのかね。
 あのような働き方は、少数の似たようなスタッフが集まっているときには何とかなるが、規模が拡大して、体力に差がある人間が集まるようになったら通用しない。結局、スタートアップの中小零細の管理から、多数の人間を雇用する会社に脱皮できなかった。渡辺の器量がその程度だったということ。
 つーか、離職率が高いというのは、重要な指標だよなあ。で、ブラックの内部の人間は、その指標が示す問題に気がつかない。この文章の著者も、気がつかない。離職率が高い時点で、普通の人間には無理なことをやっていると気がつかないくてはいけない。「世間とのギャップ」なんて問題ではないのだが。
 正直、ワタミというか、佐川急便がらみって、蠱毒の壺だよなあ。
 この文章の筆者って、これでブラック企業対策を生業にしているのか。「専門家」としての能力を疑うなあ。