得能正太郎『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。 1-5』

 棚卸し第9弾。
 「普通の女子校生」である宇佐美奈々子が、流川市のロコドルとして、すったもんだしていく話。本当に「普通」かどうかというと、どうなんだろう。かなり、コミュニケーション特化という感じもする。
 作中時間も経過して、5巻末で2年目の春から夏といったところ。この年で縁さんは、高校を卒業するわけだけど、流川ガールズはどうなるのだろう。ゆい先輩は、相変わらず続けているが。ここから、物語の密度が長くなるから、均等に3年間過ごして、10巻くらいで終わりとは、単純にはいかなそうだが。
 学年が上がるとともに、人間関係が組み変わっていくのは、リアルと言えばリアルだな。ゆい先輩が卒業して、新しい人間関係を築いたり、後輩として隣町のロコドルが同じ学校に入ってきたり。


 しかし、縁×奈々子って、親公認なのか。留年しても良いとまでw
 最初から、縁さんは、奈々子が大好きだよなあ。