宮原るり『みそララ 1-6』

 勤めていた会社が倒産、デザイン事務所に入社した主人公、麦田美苑が、ライターとして成長していく話。仲介者がアレとか、仕事を抱え込んでパンクとか、失敗を乗り越えていく。しかしまあ、若いっていいねというか、大人が大人だなあと。きっちり、若手を見守って、フォローしている。
 穀物トリオで、お互いに高めあっているのもいいね。
 6巻ともなると、恋愛要素でも盛り上がりを見せるが、かじみそって、2巻からフラグが立ってるのな。梶浦って、『恋愛ラボ』のヤンを外面良くした感じだなあ。嫌味の言いあいから、徐々に互いに気になってくるって、王道。
 しかし、美苑って、作中の生活をしていると早死にしそうな…