荒井チェリー『いちごの入ったソーダ水 3』

 名門女子校で、変な子たちがきゃっきゃうふふするお話も3巻目。夏休みが終わって、二学期に入ったところから。2話目くらいから、雑誌で読んでるな。
 二学期に入って、文化祭が前半のメイン。文芸部の部誌のための原稿を書いたり、るなが演劇部の男性役に抜擢されたり。文化祭の演劇で、るなは一躍、学園の人気者に。ファンレターも来る状況。後半は、風紀委員長大活躍。厳格な人物と見せかけて、るなのファンというギャップがおもしろい。原色パーカーをやめさせるべく、カーディガンを押し付けたり。同じようなカーディガンが増えると、悔しがってみたり。
 しかし、風紀委員長の登場で、役割的にかぶるドリル委員長こと、関口乃々華の出番が減ったのが残念。なんか好きなキャラだけに。カバー下では、メインだけど。