白人モデルのゲイシャ写真が炎上した本当の理由?「文化の盗用」と「ホワイト・ウォッシュ」 - messy|メッシー

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 こういうの、アメリカの白人だけの問題ではないんだよな。マイノリティの文化の特定部分を誇張して、貶めるというのは、どこでもよくあること。

夏の祭りには、カラーシャ族に興味をもった観光客がギリシャやさらに遠方の国のほか、パキスタン国内からも続々とやって来る。観光客の多くは友好的だが、なかには良くない動機をもってやって来る者もいる。カラーシャ族の女性がムスリムではなくヴェールも着けないため、性交渉の相手になると勘違いしてくるのである。このような考えが広まったのはブドゥルハルクと呼ばれるカラーシャ族の慣習がセンセーショナルに伝えられたからだった。それは、年に一度、コミュニティから選ばれた一名の男性が、高い山で過ごして身を清めたあと、できるだけ多くの女性を妊娠させるというものだ。実際には、カラーシャ族は性交渉に関して非常に慎み深く、冬至の祭りの間は夫婦間の性交も完全に禁止されている。事実はそうでも、パキスタンのほかの地域の娼婦はそんな噂を利用して、異国情緒を盛り上げるためにカラーシャ族のような服を着て商売をする。これを止めるのは、なかなか難しいのである。ジェラード・ラッセル『失われた宗教を生きる人々:中東の秘教を求めて』p.394-5

みたいな。


 特に、アメリカでは、それが敏感な問題であると。ハリウッドとかの、日本人描写も酷いものだしな。そもそも、当該の写真も、いまだにゲイシャ・フジヤマかよって感があるし。
 日本国内でやる分には、日本文化が主流だけに、ガイジンがコスプレしとるで済むんだろうけど。