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島と言うのは、生物の研究に格好の場所なんだな。
ガラパゴス諸島の大ダフネ島で長年フィンチの観察をしてきた研究者へのインタビュー。
毎年雨量が大変動して、旱魃の年には8-9割の個体が死ぬと言うのは、気候変動による大量死を早手回しに再現していることになるよな。そのなかで、クチバシが小さい個体が死んで、大きな個体が生き残る。長期的には、こういう頻発する大量死が、どのような影響を与えてきたのかが気になるところ。
あとは、「ビッグバード」とよばれる、他の個体群と交わらない集団の形成の観察。オオガラパゴスフィンチとガラパゴスフィンチの食糧争いなど。
分岐した種の接触による形質置換が、新たな種を作る原動力の一つと。