行幸坂一般開放で見られた熊本城の被害

 三月末の週末に、地震以来通行止めが続いていた熊本城行幸坂の一般開放が行われた。今年は桜の開花が遅れているので、実質的に、飯田丸五階櫓や奉行丸の石垣崩壊状況視察といったところ。行幸坂を登って、左折、桜の馬場に下って、一周。奉行丸まわりは、被害が大きいな。

備前掘から飯田丸五階櫓まで

 一本足の櫓で有名な飯田丸五階櫓とその下側。桜が咲いていないからこそ撮れるといった感じの状況。咲いているのが一桁台なんだよな。






頬当御門方面

 行幸坂から北に。南大手門櫓を支える鉄骨と、その向うに、復旧工事のための仮設スロープが見える。


奉行丸南面

 南東隅の石垣が崩壊。そこから、西側の石垣もかなり派手に歪んでいる。






奉行丸西面

 こちらは、城彩苑からの登り道で、もともと一般開放されていた場所。ただ、木々に葉のない冬でなければ、さえぎられて見られない場所。
 しかし、ここの崩れている道、二の丸公園から行幸坂に抜けるときに、よく使うルートだったのだが、見事に埋まっているな。怖い。







茶屋セット


 城彩苑の香梅庵で売っているもの。香梅は、陣太鼓で知られる、熊本の和菓子メーカー。お茶菓子一つとお茶で100円。今回は、きんつばの肥後鍔をチョイス。一服するのにちょうど良いので、よく利用する。