鉛の波紋──アメリカ史上最悪の水汚染公害から住民を守った科学者 ≪ WIRED.jp

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 なんか、アメリカのインフラは、腐りきっているな。フリントは論外として、全国規模の鉛害の可能性とそれを防ぐチェックをサボっていた状況。まあ、日本も、似たようなことが見えにくいだけかもしれないが。
 そして、アメリカのインフラの壊れっぷりは、あと何十年かしたあとの、日本の姿になるかもしれないと。GMの工場が撤退して、急速に人口が減少して、インフラの維持費用にも事欠くようになった姿。水道代を払えないから、ミネソタ州の公共水道網から外されて、有害なフリント川の水を使うしかなくなくなった。これって、人口減少が進めば、日本全国で起きることかも。野澤千絵『老いる家 崩れる街:住宅過剰社会の末路』を読んだあとだろ、気になる話。
 あと、こういう形で抗議活動とそれに伴う政府の活動の修正が可能というあたりが、アメリカの底力だよなあ。