中世ヨーロッパの説話 | 靄靄読書録

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　中世ヨーロッパの説話を中心に、説話類がユーラシア大陸で広汎に伝播したルートを、実際の物語を元に紹介した本らしい。こういう、説話類が広い範囲で流布しているというのは、カルロ・ギンズブルクの『闇の歴史』、『ベナンダンティ』あたりでも紹介されているな。
　「すりかえられた手紙」系のお話は、『ナルニア国物語』にもあったような。