枯野瑛『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? ♯03』

 ここからは、アニメが終わるまで控えていたゾーン。
 クトリの物語の終焉。幸せなあ。どう生きるかは本人次第とは言えるのだろうけど。
 なんとなく、ヴィレムも認める気になっての、お付き合い的距離感。しかし、クトリの記憶が失われていく。悲劇の予感を漂わせつつ、幸せな日々。そして、それは、地上で現実のものとなる。
 撃沈された地上探索の飛空艇の代わりに、新たな飛空艇を送り込むことなる。その船にヴィレムも乗り組むことに。そして、それを知ったクトリも、強引についていくことに。
 ヴィレムの出身地であった、地上の遺跡で、六番目の獣を起こしてしまった探索隊は、大量の獣に集られることになる。多数の獣を相手に絶望的な戦いを強いられる妖精たち。そして、クトリの人格崩壊に絶望したヴィレムは、体を壊しながら、戦いに身を投じる。
 地上に落下したヴィレムとネフレンを助けるために、クトリは命を燃やし尽くして、六番目の獣を一掃する。


 クトリ以外のストーリー的には、「十七種の獣」の素材が人間であることが判明。さらに、力尽きたヴィレムとネフレンは、500年前の地上で目を覚ます。新たな展開と。


 とりあえず、ネフレンさんがかわいいですね。