終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#01 (角川スニーカー文庫)
- 作者: 枯野瑛,ue
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/03/31
- メディア: 文庫
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全シリーズ末の陰謀の首謀者の義弟で、それによって素直に歪んだ主人公。あんまり嘘がうまくない堕鬼種の少年。ヒロインは、クトリを目指して頑張りつつ、そこまで行き着けないでやさぐれて、ツンデレキャラとなったティアット。二人が出会い、ケンカ友達になっていく展開。やはり、人間に許されないレベルで一直線キャラだった、ヴィレムと比べると、戦闘力の差はいかんともしがたい感じだな。
とりあえず、主人公のフェオドールは、なにか陰謀を企んでいるようだけど、具体的に何を準備しているかは4巻に至っても、よく分からないなあ。
基本はボーイミーツガール。いがみ合う二人が、恋仲にというのは、王道路線だな。英雄的な死を望む妖精たちと、それに頼るのを良しとしない少年か。最終的に、切り札の大型飛空艇に仕掛けられた「十一番目の獣」への対処を巡って、二人は直接対決すると。
四人娘がそれぞれ、成長しつつ、らしいのが良いね。なんか、いろいろと見渡している感じのパニパルが印象的。