『われらの子ども 米国における機会格差の拡大』 - HONZ

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 アメリカにおいて、生まれによる格差が広がっていると。
 20世紀半ばは全般的な人間活動の拡大が見られたから、誰でもチャンスをつかめたが、停滞の時代には、やはり格差が開くもの。そこをどう補うかが問題なのだが、人間は今まで良薬を持ったことはない。制度の内実が発展途上国並みというアメリカの特色が、コントラストを拡大しているのかもしれないが。
 幼児期の発育の重要性や人脈の重要性。