世界一の戦闘飛行機を創った男『銀翼のアルチザン』 - HONZ

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 中島飛行機の歴史で、かつ陸軍戦闘機の物語そのものと。
 しかし、解説を読むと、すごく胡散臭いなあ。四式戦疾風が「世界一」とか言われると、せやろかとしか答えようがない。もっと速くて、強い戦闘機はいくらでもいたわけで。それに、中島飛行機が出現した頃には、第一次世界大戦で飛行機が活躍しまくっていたり、中島飛行機そのものが三井財閥からの支援を受けていたとか、いろいろと歴史的背景があるのだが。書評が、本書の内容をそのまままとめているなら、かなりアレな内容なのではないかと疑いが。