【読書感想】はじめて読む人のローマ史1200年 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

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 ローマ帝国を扱った新書サイズの通史って、ないよなあ。そんなの、書くの無理とも言えるが。
 南川高志『ローマ五賢帝』と『新・ローマ帝国衰亡史』の二冊で代用するという手もあるか。後者は、いまいち、通史感はないというか、テーマに絞りすぎた感じがある。間の時代は井上文則『軍人皇帝のローマ』で補うか。
 ローマ帝国に関しては、「滅亡」というより「解体」と考えたほうがいい気がする。いつの間にか、なくなっていた感が。