honz.jp
さまざまな地域の人口変化の状況を探った本。イスラエルのユダヤ教超正統派の多産がエグい。一方、イランでは、さまざまな避妊手段や教育によって、出生率を先進国レベルにまで下げている。イスラム圏は避妊ダメと思っていたけど、できないわけではないのか。宗教国家だからこそなのかね。スンニ派だと、学者がてんでに好き勝手なことを言って、収拾がつかなそう。
そして、少産少死のテストケースとしての日本。無残な失敗しか、未来が見えないが。「居住地としての地方の魅力が増していく」という絵を描いているようだが、現在の日本の政策は、その正反対を志向しているしな。