- 出版社/メーカー: 海人社
- 発売日: 2017/09/25
- メディア: 雑誌
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ヨーロッパ諸国や日韓台あたりが、各種ミサイルを自主開発しているのは、維持管理の問題なのか、やはり兵器の自主性が重要なのか。
本文記事は各種ミサイルの紹介に、誘導方法の初歩、AIとミサイル、日本のミサイル開発、巡航ミサイルと対艦ミサイルの違い、旧ソ連のミサイルのコード名分類など。ソ連/ロシア系のミサイル、自国内での分類体系が二重三重なのは、どういうつもりなんだか。あと、陸自と海自は互いにミサイル技術が交流しているようだが、空自との交流があまりないように見えるな。なんでだろう。
30DDの記事もあるが、護衛艦と掃海艦兼務は、やはり無理があるよなあ。スタンフレックスが結局、固定されているし、LCSも掃海は諦め気味だし。つーか、艦船くらいの大型システムに競争入札とか、プロポーザル入札はどうなんだろうか。
連載については、潜水艦は魚雷の話、海戦のほうはナルヴィク海戦。
魚雷の誘導について書かれているけど、有線誘導の魚雷を、悠長に操っている暇あるのかなあ。位置が暴露する前に、逃げたほうがいいんじゃなかろうか。
ドイツ駆逐艦が10隻、枕を並べて討死したナルヴィク海戦。駆逐艦同士の戦闘では、先手を取ったほうが有利なのだな。そして、戦艦がでてくると、手も足も出ないと。燃料があれば、脱出できたのだろうけど。
写真では、「シンガポール国際観艦式参加の珍しいフネブネ」がおもしろい。ミャンマーのフリゲイト「チャンシッター」、パキスタンのフリゲート「ズルフィカール」、インドネシアのコルベット「スルタン・ハサヌディン」の三隻。中国製の前二者はともかう、シグマ型のスルタン・ハサヌディンはかっこいいね。
中国製の軍艦って、なんか、微妙にかっこ悪いんだよな。なんでなんだろう。アメリカの軍艦もあんまりかっこよくないけど。チャンシッターの主砲後のミサイル発射機は、何を積んでいるのだろうか。