synodos.jp
伝統的な交易の話かと思ったら、逆の話だった。道路は維持されなくなり踏み分け道に変貌、自動車や船は動かなくなる。内戦で交通網が寸断された結果、代替手段として300キロを歩いて、東側のヤフィラという市場町に赴く交易路が形成されたと。
なんか、すごいな。アフターアポカリスプというか。街道が整備されているわけではないから、かなりの難行であるそうだ。
そして、交易品である干し肉や蒸留酒の増産が、周囲の環境へも影響を与えるようになっていると。干し肉のもとは、家畜じゃなくて、ブッシュミートだろうから、森林生態系への影響は大きそう。
バイクでも、行き来は困難なのか。川を渡るところが障害になる。担いで渡るのに、人足賃を払う必要があるって、大井川みたいな感じだな。
地味に、流通の重心が、首都キンシャサから、東のキサンガニに移っているのも興味深いな。中央政府が破壊されて、回復していない。