「アーカイブズにみるくまもと9:修復資料と新収蔵品」

 一昨日に行ったもの。県立図書館に併設されたくまもと文学・歴史館の収蔵品展。2テーマで。半分は、修復が加えられた資料の紹介。肥後国郷帖や武道の岩尾家文書の修復が紹介される。詳しく記録をとって、虫食いや欠損は和紙で埋めて、改めて綴じ直す。記録作成が一番時間かかりそうだな、と。
 岩尾家の武道書が複数展示されていた。岩尾家の祖、雲林院松軒は、史料的に確実に証明できる唯一の塚原卜伝の弟子だそうで。まあ、このあたり、偽文書多そうだしなあ。
 この手の武道書には、型の図が描かれているが、それがどういう意味を持つかは、門外漢には理解できない。


 後半は新収蔵品の紹介。比較的最近の作家の書簡や自筆原稿が収蔵されたようだけど、このあたり、さっぱり分からない。