RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (角川文庫)
- 作者: 荻原規子,酒井駒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/02/25
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る
学園祭の決戦後、一休みからの、高柳の巻き返し作戦。再度の勝負でも、泉水子は、高柳を完封する。その上で、高柳を表に立てて、自身は隠れる、「チーム姫神」の形成を提案する。高校の三年間を、とりあえず、平穏に生きることを選ぶ。
泉水子の、普通の学生生活を送りたいという望みが、具体化する。一方で、深行と泉水子の関係はなかなか進展せず。学園祭直後に一時深行が検査にいったり、海外留学の話が出てきたときの泉水子のうろたえぶりが印象的。深行がいてこその、学園生活か。
というか、深行って、本当にツンデレキャラだよなあ。最終的に、自分からキスするところまで持っていったけど、もう、二学期にはかなり泉水子に落ちてたよなあ。それでも、態度は、けっこう厳しいという。
「チーム姫神」でまとまることが決まっても、まだまだ、いろいろとトラブルが。試験後のクリスマス・パーティでは、外部からの介入に、泉水子の閉所恐怖症が重なって、なにやらとんでもないものが出現したり。
あるいは、クリスマスに、泉水子が誘拐されかけたり。信頼している人物から裏切られるのはつらいな。
なかなか、前途多難な中、とりあえず、深行と泉水子の関係だけは、固まった。