「「MAINTENANCE」(マーク・パワー、東京都交通局著)」『熊日新聞』18/6/15

 報道写真家による国際的なグループ「マグナム・フォト」に在籍する著者が、都営交通の裏方に密着し、バスや地下鉄の整備の現場を捉えた。大江戸線のトンネル内やバスの車両検修場。どの現場も清潔で、工具や作業着が整然と並んでいる様子が印象的だ。「神は細部に宿る」というが、作業員一人一人、部品の一つ一つが、時刻表通りに動く、首都の巨大な交通網を支えている。「この現場は小宇宙のようでした」という著者の言葉に、極めて日本的な「美」の世界がここにある、と気付かされた。(青幻舎・4104円)

MAINTENANCE

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 熊日の学生ページに掲載された書評。読みたいが、図書館には入ってないし、買うとなると4000円かあ。こういう、バックヤードを扱ったのは、それだけで興味深い。
 しかし、最近、時刻表どおりに動くことに、なんとなく疑問を抱きつつあるので、「日本的な美」と言われると、それで良いのだろうかという気も。


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