エイプリルの事件簿―スレイヤーズすぺしゃる〈15〉 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 神坂一,あらいずみるい
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2000/07
- メディア: 文庫
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「エイプリルの事件簿(前後編)」、「プライド・オブ・ダークネス(前後編)」に、角川ミニ文庫掲載の「リナちゃんおしゃれ大作戦」、書き下ろしの「エイプリルの事件簿2」が収録。ここいら、読んだ記憶がないな。ドラマガ購入や、すぺしゃるの購入をやめていたのかな。
「エイプリルの事件簿」は、探偵気取りの魔道士エイプリルに巻き込まれて、事件解決に奔走することになるお話。「称号の服」窃盗事件の捜査を行うエイプリルに、強引に「助手」に任命されてしまう。「紫色の脳細胞」って…
犯人をおびき出すために、リナのピンク色のディグリー・ローブをがご披露。ピンク色に、フリル付きって、口絵のカラーイラストがそれか。リナの嫌がりっぷりが、笑える。恥の上塗りに、サイン会開催。結局、空振りという。
2では、報酬なしに激怒したリナに、叔父の家での食事を報酬代わりにするとエイプリルが提案。屋敷を訪れる。そこで、盗難事件が発生して。つーか、エイプリルなにやらかしたんだ。
「プライド・オブ・ダークネス」は、町の近隣に住み着いたヴァンパイア退治を依頼されたリナとナーガが、ハイソを目指すヴァンパイアと遭遇するお話。つーか、生野菜や生の動物・魚で生命力を維持できるのかよ。
後半は、共存を模索するヴァンパイアに嫉妬したリッチが襲撃。強さを存分に見せ付けるが、変身魔法で何とかなるんじゃないというリナの一言で、クラブに入会することに。オチがなんとも。
「リナちゃん、おしゃれ大作戦」は、コンサバ系とアバンギャルド系の工房同士の仁義なき戦いに参加したお話。工房を吹っ飛ばしたり、ゴーレム化させて街中で暴れたり、やりたい放題。で、最後にタイーホ。リナの逃げっぷりが、いっそ潔い。
重機動工房だの、空中要塞工房ってw