「世界発2009:世界遺産 細る楽園:イエメン・ソコトラ島」『朝日新聞』09/11/27

 アデン湾の入り口を扼すソコトラ島のお話。大航海時代だと、香辛料貿易ルート掌握のために、ポルトガルが占領したり、ソ連が基地を置いたりした島。「インド洋のガラパゴス」と呼ばれ、独自の生物相が発達している。
 しかし、観光客の流入や本土から送られたヤギの数が増えて、植物は危機的な状況になる。
 シンボル的存在の竜血樹は、若い個体は、ヤギに食べられて育っていないとか。つーか、ユリの仲間が、ここまででかくなるのか。この木からとれる「竜血」は医薬品等として珍重された。
 強い季節風と中央の高い山地が、細かな生態的条件の違いを生み出した、と。