「『薩摩塔』渡来の背景は:北部九州にも類例 日中交流語る」『朝日新聞』16/11/22

 上部に壺のような形の部分が乗り、そこに如来らしきレリーフ状の仏が刻まれた、独特の形をした石塔、「薩摩塔」の話。西九州にだけ存在する石塔が、南宋次代の中国産で、日中を往復する商人たちの信仰の遺物なのではないかという話。
 福岡県の首羅山遺跡で、類似した作風の宋風獅子と薩摩塔が存在し、そこから、中国産なのではないかと考えられるようになった、と。
 海商の信仰や経済力との関係。そして、似たようなスタイルの石塔が、中国側でも見つかっていると。


薩摩塔 - Wikipedia
薩摩塔と碇石
水元神社(みずもとじんじゃ)薩摩塔
首羅山遺跡の薩摩塔を見に行ったまとめ - Togetter
薩摩塔を訪ねて
 ふーん、熊本県内にはないのか。中国海商とかかわりがあるなら、天草あたりにあってもおかしくないように思うが。