網野善彦・溝上瑛「戦後歴史学を歩む 1:豊かな史料から人間の暮らしを見出す」「戦後歴史学を歩む 2:農業中心史観の克服」『ヒューマンライツ』142-143、2000

 文献のコピー整理中に、ちょっと気になって読んだもの。ずいぶん前に、網野善彦の書誌みたいなのを作ろうとして、コピーしたもの。
 当時は、目的が目的なので、この連載そのものに興味がなかったけど、学者にインタビューして回った連載記事ということで、面白そうではある。


 特徴としては、共産党とのかかわりについての記述が詳しいこと。こういうの、本人が書いたものには、あまり詳しく書いていないし。名古屋大学に行った経緯や「古文書返却」の話など。