大東亜戦争中の航空機の喪失理由について 軍事系まとめブログ

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 第二次世界大戦時のレシプロ戦闘機の寿命って、短かったのだな。100〜150時間って、6時間の作戦飛行を16〜25回行うと、寿命ってことだからなあ。まあ、ソロモンだの、フィリピンあたりでは、その前に失われたんだろうけど。
 あとは、事故でかなり失われている。6割がた、事故や故障で失われたと。
 フェリー中の損耗に関しては、戦略爆撃調査団報告の抜粋『ジャパニーズ・エア・パワー』でも言及されていたな。あとは、南洋における発動機修理能力の欠如が指摘されていたような。


 日本軍の緒戦半年で、南方配備の陸軍航空機の97%が消耗って、そういえば、「いろいろクドい話」のドイツ軍でも、似たような消耗の仕方していたな。
 44年まで、消耗を上回る生産を辛うじて、達成できていたというのも興味深い。
 アメリカも、事故で大量の被害を出していたとか。