佐々木倫子『動物のお医者さん 6』

動物のお医者さん (第6巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第6巻) (白泉社文庫)

 二階堂の迷セリフ「戸棚のウラはネズミの卵でいっぱいだー!!」は意外と遅い登場だったんだな。そして、二階堂とネズミの直接対決は意外と少ない。というか、ドブネズミを逃がすのは、どうなんだろう。
 ハムテルたちは6年生。国家試験や卒論、卒業式などなど。二階堂は猫の体表の細菌の研究。しかし、猫が足りなくて苦労していたところ、「猫の泉」に行き着いて、大量のぬぐい液をゲット。


 あとは、国家試験で用語暗記に苦労したり、卒業した同級生の犬の世話を押し付けられたり。学会の会場になって、漆原とライバルの教授の争いに巻き込まれたり。
 実習に行ったA山動物園って、今はものすごく有名になったあそこだよねえ。アザラシは人間をいまいち識別していないと。


 犬ぞりレースは、2シーズン目。シーザーとジャックが脱走して、探すのに苦労したり。漆原教授の突然のエントリーに妨害されまくったり。違う経路作っていたり、追い越しでケンカさせかけたり。まあ、漆原教授が加わると、そうなるよね。
 あと、ハスキー犬って、本当に戻ってこないらしいね。一時期、熊本でも良くみたけど、最近はさっぱり見かけなくなったな。大型犬は飼うのが大変そうだしなあ。