佐々木倫子『動物のお医者さん 7』

動物のお医者さん (第7巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第7巻) (白泉社文庫)

 博士課程に進学したハムテルと二階堂は、将来のことを考えつつも、大学生活を続ける。よく考えると、これって、「日常系」なお話だよなあ。個性の強い面々が、学校生活を楽しむって。


 大惨事を引き起こしたモモンガ。ところ構わず糞をするのが欠点。あとは、これまた大惨事となったオペラ「トスカ」。エキストラとして動員されたハムテルたちが、次々と飛び降りていくのが、シュールすぎるw
 あとは、開業獣医の下に研修にいったり。朝に弱くて、午前と午後で、能力が全然違う倉嶋先生が、これまた印象的。あとは、犬が苦手なのに獣医師志望の後輩とか。まあ、二階堂も、ネズミがダメだしな。
 卒業した同級生が、ハムテルの家で合宿する話も、楽しい。というか、なんだかんだ言って、ハムテルの家、お金あるよなあ。


 例年の犬ぞりレース、ついに優勝。教授は、コネで、訓練を受けた犬を確保。圧倒的な速さを見せ付ける。が、教授は振り落とされて、失格。珍しく、痛い目にあっているなw