蝸牛くも『ゴブリンスレイヤー 3』

 なんか、読み終えるのに時間がかかってしまった。中盤、乗らないというか。
 辺境の街では、秋のお祭りの時期。ゴブリンスレイヤーは、牧場の娘とギルドの受付嬢二人相手に、時間差デート。さらに、地母神の神官の娘は、エロいコスチュームで、神にささげる舞を舞う。


 そのような、平和な光景の裏で、街を狙った陰謀が進んでいた。祭で警戒心が薄れた隙を突いて、町中で事件を起こし、ゴブリンの集団を侵攻させ、それによる混乱を利用して邪神の復活を企むダークエルフの陰謀が進んでいた。しかし、警戒怠りないゴブリンスレイヤーの防備によって、ゴブリンは全滅。ダークエルフも、ゴブリンスレイヤーの前に倒れる。


 ちょこちょこと、幕間に出てくる勇者様御一行は、今後、ゴブスレさんにどう関わるのだろうか。今回、やっと面識というか、互いに遭遇するわけだが。
 というか、相変わらず、巨大な事件の片隅で細かく活躍するゴブリンスレイヤーたち。