グランクレスト戦記 第22話 - ニコニコ動画


 唐突に聖印教会がテオたち皇帝軍に敵対して、これまた唐突にプリシラさんが大活躍して、唐突に退場。ずっとプリシラさんの目がイッていて、怖かったです。
 ちょくちょく、魔法師協会の別働隊的なものであるとか、ネタをふってあった原作でも、プリシラを急にクローズアップして、便利使いで殺した感じがあるのに、アニメの演出だと、本当に唐突感しかないな。


 聖印の統合を阻止するため、エーラムの魔法師協会の影響下にある聖印教会が、皇帝軍を阻止すべく動き出す。大半が、民衆。しかも、女子供老人も含む集団であるため、テオは戦いを回避したい。そこに、説得を名乗り出るプリシラ。危険だと渋るテオを押しきって、聖印教会の本陣へ。
 聖杯を信者に示し、一般信者をほとんど折伏したプリシラ。しかし、受け入れたふりをした教皇に、刺殺される。通常、聖印は、所有者が死ぬと、混沌に帰するが、プリシラの聖杯は崩れない。文字通り「聖杯」であることが示され、その聖杯を受け継いだテオは、聖印教団のシンボルともなる。
 聖印教会の本陣に出張るのに、テオの護衛が4人だけって、全然ダメだろ。
 プリシラ回には、ずいぶんと時間を使ってきたな。しかし、これ、時間の配分を間違っているような気がする。


 小説だと、現教皇は教祖をそれなりに敬愛していて、教団を守るために、魔法師協会に都合が良い形で組織を運営していた。プリシラ殺害後に、悔い改める。それが、アニメでは、完全に小物になってるな。