【解説】地球のプレート運動、14.5億年後に終了説 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

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 マグマ活動の強さからマントルの冷える温度を推測した研究であると。メカニズムから考えると、最後のページで指摘されているようにスラブの引っ張りの影響の方が強いだろうな。そう考えると、沈み込めなくなるまで、マントルの温度が低下しないと、プレート運動は終わらないのかな。
 しかし、14億年後かあ。まあ、普通に考えて、人類は絶滅しているだろうなあ。生き延びても、相当、変化しているだろう。


 運動終焉後の地球というのも興味深いな。
 日本のような沈み込み帯では、火山活動や地震がなくなる。一方で、ホットスポットでは、火山が動かなくなった結果、規模がでかくなる。金星のような、地殻の更新が起きる可能性が高い。冷えた地殻が剥がれ落ちて、代わりにマントル物質が上昇してきて、山地が形成される。最後は、核が動かなくなり、磁場が消失。それによって、太陽からの高エネルギー粒子が大気や水を吹き飛ばしてしまう。


 そういえば、数億年すると、地球の水循環のバランスが変化して、地殻によってマントルに送り込まれる水の量が多くなり、海がなくなるなんて話もあったな。