神坂一『スレイヤーズ 1-15』

 10月に新刊が出る予習ということで、一気読み。後になるほど、読むスピードが上がって、感想を書く余裕がなくなるパターン。
 普段は文庫本用のケースに入れているけど、シリーズ再開となると、収納スペースの更新が必要になるなあ。16巻一冊だけなら、数合わせに入れている本をどこかに動かせば良いけど。


 よく考えると、リナが上げた戦果、すごいなあ。直接倒したのがシャブラニグドゥの分体×2、覇王将軍、竜将軍。滅びに関与したのが魔王の腹心×2、竜神官。全体で三割くらい戦力を低下させてるんじゃなかろうか。魔王1/7×2、冥王、魔竜王が滅んで、ゼロスは魔族ランキングで13位から9位までランクアップしているな。
 一方で、15巻でデモンブラッドを失っているから、ラグナブレードやゼラスブリッドを使えなくなって、対魔族戦闘力はずいぶん低下しているなあ。16巻で、それが、どのように影響するか。


 通しで読むと、3巻あたりまでは、それ以降と雰囲気がずいぶん違うなあ。なんか、刊を追うごとに、いろいろとそぎ落とされていった感がある。