ざっぽん『真の仲間じゃないと勇者のパーティを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 3』

[日記]

 なんか調子悪いな。どうも、一日の生活リズムがボロボロ。


 そろそろ、本気で散髪に行かねばならないのだが、元々いってた店が廃業して、どうにも億劫で…

[読書]ざっぽん『真の仲間じゃないと勇者のパーティを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 3』

 「悪魔の加護」を巡る騒ぎが解決して、平穏が戻ったレッドの周囲。と思ったら、そうは問屋が卸さなくて。ゾルタンから遁れたコントラクト・デーモンが「勇者」ルーティに「悪魔の加護」をもたらし、それによって加護の衝動から部分的に解放。更なる、「悪魔の加護」を求めて、ゾルタンにやってくる。そして、兄妹の再会。ルーティを勇者という「枷」から解放するための、作戦が始まる。さらに、ルーティを追いかけて、アレスやダナンといった勇者のパーティのメンバーも集ってくる。
 次は、地下迷宮を巡る決戦か。
 やっぱり、リットさんとのイチャイチャぶりがいいなあ。触れ合って、それを喜んで。そして、薬局を繁盛させる努力。細かい「スローライフ」なところが、Web版から増量されて、説得力が増している感。というか、Web版では、プロポーズが少々唐突感あったしな。


 この話のテーマが、「加護の衝動」という自分ではどうにもならないものに翻弄される中で、自分らしく生きるとは何かといったテーマか。で、加護に身をまかせ、自分の足で立つことを怠り、他の人間にもその生き方を強要するアレスは、悪役にしかならないのだろうな。
 さらには、加護を持たないアスラ・デーモンやそもそも「加護」とは何かといった問題に、レッドとルーティは引き込まれそうな感じだな。現状でも、加護を限定的にいじっているわけで。