しづみつるぎ『ドイツ陸軍の装甲列車:BP42/44列車編』

 タイトルの通りの作品。装甲列車の解説。
 装甲列車って、厳つい外観の割りに、側面装甲は20ミリくらいと、大したことないんだよな。とは言え、移動警備拠点と考えるなら、それで十分だったわけか。小銃と機関銃による先制攻撃に耐えられればいい。あとは、手持ちの火力で圧倒できる、と。
 土に穴掘った機関銃陣地でも、叩き潰すには、かなりの火力が必要なんだし、そういうものなのかねえ。
 まあ、戦車部隊との殴り合いは、荷が重そうだけど。


 機関車以外の車両は、壊れても、捨てていけばいいのか。何十トンもある車両を線路外に押し出すのも、なかなかの重労働っぽいけど。